京都で学ぼうと思ったきっかけは
子ども時代は日本のアニメに親しみ、成長してからは旅行雑誌で美しい風景や町並みを見て、日本に憧れるようになりました。日本と中国の文化は似ているところもあるので、生活にも慣れやすいかなと思い留学を決めました。最初は別の地方にある日本語学校で学んでいましたが、旅行で京都に行き、河原町のような都会と、美しい神社仏閣が共存している京都ならではの魅力に惹かれ、ここで生活しながら学びたいと思いました。
京都の学生生活はどうですか
実際に京都に来る前は、古い街というイメージを持っていましたが、生活してみると便利で、思った以上に現代的な街です。私が学ぶ「トータルビューティー科」は、人をきれいにする技術を学ぶところですが、京都にはおしゃれなお店もたくさんあり、すぐれたデザインもあふれていて美意識が磨かれます。それでいて、少し街を離れるだけで大きな神社やお寺、豊かな自然があり、その静けさに心が癒されます。
将来の目標は
自分が学び、身につけた技術で家族や友達、いろんな人をきれいにできたらいいなと思い「トータルビューティー科」を選びました。人も自分もきれいにするためのさまざまな知識や技術を学びましたが、特にエステの実技実習で実際にクラスメイトをお手入れすることは楽しく、達成感がありました。卒業後は日本の美容商社に就職します。がんばって腕を磨き、将来はエステティックの講師になって自分が学んできたことを伝えることで、より多くの人をきれいにすることが夢です。
京都で得たもの
きものを着てお茶の文化を体験する授業をきっかけに、きものが大好きになりました。きものを着て嵐山に紅葉を見に出かけたこともよい思い出です。袴をつけて卒業式や入社式にも参加する予定です。